爽やかな風吹く秋の里山。
ちょっとずつ柔らかくなっていく陽射しについて、お天道様はまだまだ残暑を主張されておられまして、
せっせとスダチを採る人の拭う汗は「こりゃまだ夏じゃわ、参ってまうわ」とお応え。
そんな季節の変わり目、坂本のお宮、坂本八幡神社では、一風変わった行事があります。
「七社七鳥居参り」に行こう!
ふれあいの里のすぐ上にあるお宮さん(地元の人は神社のことを「おんみゃはん」と言う)は、明治5年に村社となり守り続けられている場所。
ここでは、こんな言われがあります。
古くより春秋社日(春分・秋分の日に最も近い戊の日)に,川を渡らずに7つの石の鳥居をくぐり,7つの御社(三島社・蛭子社・八坂社・八幡社・若宮社・地神社・秋葉社)を参拝すると,中風にならないという言い伝えがあり,この神社はこの条件を満たすことのできるまれな神社である・・・・・
下の長福寺の道から参道に入り境内へ向かって坂を登っていくと、約500段ある石段がお目見え。
そこに1つ目の鳥居があります。
気を付けながらゆっくり石段を上がってください。
転げないよう手すりが付いています。
踊り場ごとに休憩。その時振り返ると、坂本の美しい景色をのぞむことができます。
「あともうちょっと上に上がってみれば、またちがう景色かも」なんて、どんどん楽しく上がれてしまうものです。
(ちなみに冬の下段の方こんなかんじ。)
(ちなみに春の上段の方はこんなかんじ。)
今の時期はどんな感じか?お天気の日は?雨の日は?
日々かわる景色の表情は、訪れた人だけが見られるお楽しみですね。
せっせと登っていると、いくつかの鳥居をくぐることになります。
たどり着いた先に現れるのは、おんみゃはん。
と、青いハッピをお召しの「坂本七福会」のみなさま。
七福会さんは、お参りの仕方やご祈祷の受付などを案内している他、
あめゆの振る舞いや、お弁当の販売をされています。(時間帯によっては売り切れる場合もありますのでお早目に・・!)
(七福会の山田さんと中川さんが事前準備しているところに遭遇したので突撃ショートインタビュー!)
本殿で行われるご祈祷の受付は、
①9時~10時 ②12時~15時
の2回となっておりますので、お時間合せてお越しくださいね。
坂本おんな神楽の演奏は、
①11時~ ②14:00~
です。雨天時は演奏は中止となります。ご了承ください。
お天気の心配がありますが、雨天でも行事は開催します。
地面が濡れていると階段や坂などが滑りやすくなりますので、
お越しの際は無理せず、境内まで車でお越しください。
お問い合わせはふれあいの里へ。