マムシ注意!坂本に出没する危険生物をまとめました

どうもこんにちは。
いつも、ふれあいの里さかもとの情報をチェックしていただいてありがとうございます。

近頃、マムシの目撃情報がチラホラと聞こえて来ております。
夏場、山間部や河原などに出没するので注意してください。

この他にも、スズメバチやアシナガバチなどのハチや、ムカデなどをよく見かけます。

それらの生物に遭遇した時にすることと、それぞれの生物の特徴についてまとめましたので、読んでください。

人に害を及ぼす生物に遭遇したら

遭遇しても、「何もしない」のが一番安全です。

  1. その場から立ち去る
  2. 目撃した場所をスタッフに伝える

まれに手や足、道具を使って追い払おうとする方がいますが、絶対にやめましょう
危険を察知した生物たちが攻撃してくる場合があります。

ふれあいの里さかもと周辺で見かける危険な生き物は

  • マムシ
  • ヤマカガシ
  • スズメバチ
  • アシナガバチ
  • ムカデ
  • マダニ

などです。

攻撃されたら、症状が出なくても医療機関へ

マムシに噛まれた! ハチに刺された! など、危険な生物に攻撃をされたら、症状が出ていなくても医療機関へ行きましょう。

勝浦町内の病院は下記の通り。

<勝浦病院>
〒771-4306 徳島県勝浦郡勝浦町棚野竹国13−2
0885-42-2555

スタッフに申し出ていただければ、病院まで送迎いたします。

危険生物と応急処置をご紹介

ここからは、ふれあいの里さかもと近辺で見かける害のある生物のご紹介と、噛まれたり刺されたりしたときの応急処置についてまとめます。

ムカデ

湿度が高く、暗く涼しい場所を好むムカデは山道だけでなく建物の中(特に水回り)にもいることが多いです。

むかでの画像はこちら

【ムカデの特徴】

8〜15cm程度。足がたくさんあり、平たく、赤黒色〜茶色で光沢がある。
小さいものでも毒性が強い。

【症状】

激しい痛み、痺れ、腫れなど

【応急処置】

  • ステロイド系の塗り薬
  • 43〜45度くらいのお湯で洗い流す。(ヤケド注意)
    5分以上洗い流しながら、石けんなどのアルカリ性のものを使うとより効果的。
    40度以下だと、逆効果です。

スズメバチ

ハチの中でも比較的大きく、攻撃的
自分の周りをくるくる飛んだり、一定の距離を保ってホバリングしている場合は注意が必要です。
危険を察知すると警報フェロモンにより集団で襲ってくる習性があります。

スズメバチの画像はこちら

【スズメバチの特徴】

大きさは20mm〜30mm程度。
体はオレンジと黒、ハチの中でも大きいです。

【症状】

赤み、腫れ、痛み、場合によっては呼吸困難。

【応急処置】

  • ポイズンリムーバーによる毒素の吸い出し
    口では絶対にやらないこと
  • 抗ヒスタミン軟膏

アシナガバチ

スズメバチに比べておとなしいアシナガバチ。
こちらから近づいていかなければ、基本的には攻撃はしてきません。

アシナガバチの画像はこちら

【アシナガバチの特徴】

体長21〜26mm程度。
胴体が細く足が長いハチ。全体的に黄色い。

【症状】

腫れ、痛み、赤み

【応急処置】

  • ポイズンリムーバーによる毒素の吸い出し
    口では絶対にやらないこと
  • 抗ヒスタミン軟膏

マムシ

比較的穏やかな性格ですが、身の危険を察知すると噛みます。
刺激をすると危険です。

マムシの画像はこちら

【マムシの特徴】

三角の頭と太い胴体。大きさは45〜60cmくらいで「ザ・ヘビ柄」。
色は、灰色や茶色ぽい色。

【症状】

腫れ、出血が止まらない、動悸やめまい

【応急処置】

  • 傷口から心臓に近い方をタオルで縛って、毒素を絞り出す
  • お茶などのタンニンを含む液体で洗い流す

ヤマカガシ

基本的に、おとなしい性格と言われていて、人間に遭遇すると逃げる。
水辺を好むため、河原にも出ることがある。

ヤマカガシの画像はこちら

【ヤマカガシの特徴】

60cm〜120cmと長いヘビ。
体の色は個体によってかなり違く、黒いものや灰色のものがある。
赤い斑点があり、ツヤがないウロコが特徴です。

【症状】

頭痛、発熱、血尿など

【応急処置】

  • 傷口から心臓に近い方をタオルで縛って、毒素を絞り出す

マダニ

犬などに寄生するダニで、動物の血液を吸って生きます。

マダニの画像はこちら

【マダニの特徴】

肉眼でも確認できるほど大きいダニ。
吸血すると1cmを超えることもあります。

【症状】

噛まれてから6日〜2週間で、発熱、食欲低下、消化不良など

【応急処置】

  • マダニをピンセットではぎ取る
    無理やり取ると、マダニの歯が皮膚内に残ってしまう場合があります。

マダニ媒介の感染症にかかる恐れがありますので、噛まれた際は受診をしましょう。

応急処置後は必ず病院へ!

応急処置は、あくまで応急処置です。マムシやヤマカガシは死亡例もあります。
また、ハチ類は毒そのものの殺傷能力は低いものの、アナフィラキシーショックによる死亡の例がありますので、必ず病院へ行きましょう。

注意しながら楽しい夏を過ごしましょう!

危険生物も山の生態系の一部です。いろんな知識を持って自然を見渡すと新しい発見があるかもしれません。
危険な生物に注意しながら、坂本の夏をお楽しみください♪